認められることで自信をつける〜職場から
会報「第34号 共に生きる」より(平成23年7月発行)

 就労経験のあるHさんは、職場の人間関係がしんどくなって退職しました。失敗をして自信をなくした経験、周りの人達から責められた経験の影響が大きく、長い間「しなくてはいけない、でもするのはしんどい」という葛藤の中で動けずにいました。私たちは、しんどい思いをしていたことが分かるだけに、本人にとって無理のないように関わってきましたが、本人の気持ちの整理がつかず、作業ができない状況が続きました。
 そこで私たちは「無理やりはしないが、工夫して働きかけをし、出来たところを認め、本人の自信をつける」ということを保護者の方とも確認をして関わるようにしました。
 まずは身の回りのことから始めました。次に本人の好きそうなこと、関心のありそうなことを、本人とやり取りをしながら試みました。
 そして、今年度、肥料作りの作業に挑戦したのですが、他の利用者からもHさんの作業の様子に「すごい!」と感嘆の声があがるくらいでした。周りの評価にHさん本人は「手先が器用やから」と、なんとも得意気な表情でこたえました。私達もそんなHさんと利用者のやりとりを見て嬉しかったです。
 現在、Hさんはその仕事に自信を持って取り組んでおり、自分から動くようになってきています。仕事はしんどいものではなく、仕事をすることで周りから認められ本人が自信をつける。そんな職場を目指したいです。
※写真はイメージです。

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