夏のキャンプをめぐって
(2023年8月・第545号「風の子だより」より)

 1年保育児ぞうさんは、8月4日~5日に琵琶湖の比良において1泊2日のキャンプを行ないます。ここは法人が所有する比良の浜に面した「比良風の家」という施設です。

 風の子保育園では、これまで来年就学する5才児のぞうさんに対して、早くから夏のキャンプ行事を行なってきました。それは子どもたちが家庭から離れ、寝泊まりする体験をすることで、自立の心を育てるためでもあります。同時に、都会で育つ子どもたちにとって、自然との触れ合いの機会を持つことでもあります。

 キャンプを行なう比良風の家は、他の水泳客が来ないマイビーチですので、安心して水遊びを楽しむことが出来ます。水もきれいで、鮎(あゆ)をはじめとする魚が沢山泳いでいて、網でもって魚を取ることができます。毎年、たくさんの魚を取って、煮たり焼いたりして楽しい経験を積んでいます。

 夜は浜でキャンプフャイヤーを行ない、星空の下で歌を唄い、ゲームをしたりして楽しいひと時を過ごします。ぞうさんにとって、このキャンプの経験は、一生の楽しい思い出となることでしょう。

 保育園を卒園し、児童館に参加した子は、8月中旬に2泊3日のキャンプを、比良風の家で行ないます。1年生から6年生までの間に、毎年参加する子は、ぞうさんの時を含めると、七回も参加することになります。楽しかった思い出を続けたいという希望が多く、今年は中学生の子が、結構、大勢特別参加するようで、人気を呼んでいます。

 保育園・ベビーホームの保護者会でも9月に入って、親子遠足で琵琶湖比良の家に日帰り旅行を予定しています。是非、多数のご参加を期待したいと思います。

 この過酷なほどの暑さの夏を抜け出し、涼しい湖のほとりで、子どもたちの喜びを作りあげてほしいと思います。

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