ことばの発達について
平成30年1月・第480号「風の子だより」より

 明けましておめでとうございます。

 今月は、幼児の保育参観の時期に入っていますので、「ことば」について触れていきます。

 人間は一人では生きることができません。人々と関係をもつ中で生きていくことができます。そのためには、「ことば」が間をとりもつ役割を果たします。この「ことば」がどうして出来ていくのかは、大変不思議です。

 生まれたばかりの赤ちゃんは、半年程で「アー・ウー」という喃語を発します。1歳を過ぎると、「ブーブー」「マンマ」等の一語文の赤ちゃん言葉を発語します。1歳半を過ぎると、「オブー・ホシイ」とか「ママ・キテー」 などの二語文ができ、状況の説明語になりますので良く分かります。

 親は赤ちゃんに対して、一つひとつ言葉を教える訳ではないのに、子どもは何時の間にか「ことば」を覚え使うようになっていきます。本当にすごい能力です。

 元々「ことば」の発生は、赤ちゃんのあの「オギャーオギャー」という泣き声が原点です。この泣き声が変化していくわけです。この「ことば」の発達は、赤ちゃんが育つ環境が大きな影響を与えます。親やきょうだい等の豊富な「ことば」かけが、「ことば」を生み出すのに大変必要だと言えます。その意味では、目を開けて活動する昼間の時間を保育園で生活する子どもたちは、毎日「ことば」の豊富な刺激を受けて過ごすので、知らず知らず「ことば」を覚えていくことでしょう。

 さて、「ことば」は単に事物や状況の表現を表すためのものではありません。「ことば」を通して感情を豊かにし、思考を深める知能の発達をつくっていきます。喜怒哀楽や考える力が「ことば」を媒介として育っていきます。

 風の子保育園では、もうずいぶん以前から専門家を招いての絵本の読み聞かせを定期的に行ってきました。それは「ことば」の魅力を存分に味わることになります。

 過日行なわれた幼児の「うみぐみ」の保育参観において、「ことば」での表現活動である劇あそびや詩の朗読を観て、永い間の保育の成果を痛感した次第です。

 今年も宜しくお願い申し上げます。 

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