「子どもと感染症」の講演を聞いて
2016年10月・第465号「風の子だより」より

 子育てする中で、一番不安になり困るのが子どもの病気です。年令が小さい程、色々な感染症にかかり熱を出したりします。それも大概夜になって熱が出たりしますので、かかりつけの医者も閉まっている時間帯なので困ってしまいます。

 通常保育園に通っている子は残念ですが、まず一番に感染症にかかると見てよいでしょう。それだけに保育園に子どもを預けているお母さんは、子どもの病気、特に風邪などを始めとする感染症の病気についてよく理解しておく必要があります。

 それは日本のこれまでの子どもの病気に対する扱い方や常識が随分と変わってきているからです。小児医学の進歩と発展が、これまでの既成概念をすっかり変えてしまっていることが沢山あります。例えば子どもの熱に対する知識や扱いが昔と変わってきています。熱があるとすぐに医者にかかったり、また救急車を呼んでしまうということがよくあります。

 でも、救急車で運ばれてくる病気の子の95%が直ぐに処置を要する必要のない子だと言われています。また、医者の診療を受けても長い待合室での待機で、他の子どもから不要な細菌をもらうという副作用があるということです。

 9月17日の土曜日に、園の嘱託医である玉井先生の「子どもと感染症」と題する保護者会主催の勉強会がありました。玉井先生は淀川キリスト教病院の小児科で永い期間診療に当たった方で深い経験からでの解説でした。子どもの熱について、嘔吐、下痢、発疹、咳や呼吸症状についての説明、解熱剤のこと、お風呂に入る良悪し、抗生物質について等々の判断が示されました。

 大変有益なお話でしたので、保護者の方すべての方が参加されると良かったのではないかと思います。

 これから少しずつ寒くなる時期に入ります。インフルエンザを始めとする色々な感染症にかかる心配があります。どうぞ、その予防と罹らない体力づくりに努めていきましょう。

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