<風の子保育園の特徴>タテ割保育について(1)
2014年9月・第440号「風の子だより」より

 風の子保育園では、自由保育と共に、「タテ割」保育が大きな特徴といえます。一般の幼児施設では5歳の子は5歳だけの子を集めたクラスを編成しますが、タテ割保育は、幼児のクラスを5才、4才、3才の異年令の子をもって編成しています。

 異年令の集団ですので、能力差がありますから、同じ課題で保育することに難しさがあります。タテ割保育だからこそ、自由保育が生きてくる関係があります。

 幼児保育の進んでいる欧米諸国では、ほぼ100パーセントタテ割保育で実施しています。大体が3〜5才児の混合集団ですが、驚くことにドイツでは2〜5才という幅の広さです。そして保育方法は、すべて自由保育です。

 日本の幼児保育が、年令で分けたクラス集団になっているのは、明治時代に幼稚園の出発の時、就学準備として五才児の保育から始まりました。それが段々に下に降りてきて、戦後保育園はその幼稚園の形を真似て学年形態がそのまま写されてしまいました。世界でも特異な制度と言えます。

 次回では、タテ割保育の中味についてお話しましょう。

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