ハロウィンやクリスマスなど海外の行事が今日本でも盛んに行なわれています。一方で、日本の伝統行事について家庭では行なわれなくなったものも少なくありません。
水仙福祉会の各施設では古き良き(意味のある)日本の伝統行事を継承すべく、利用児・者とともに行事に取り組んでいます。
なお、もちろん海外からの行事もみんなで楽しんでいます。

ひな祭り
今年も大きな七段飾りを出しました。その中に飾られている「菱餅」ですが、その色には意味があるのだそうです。一般的なものは緑・白・桃の3色ですが、風の子そだち園の菱餅は、下から白・緑・桃、そこに黄色と緋色が加わった5色のものでした。白は雪、緑は春の息吹のヨモギ、桃は桃の花を、そして、黄色は月、緋色は太陽を表すそうです。雪の上にヨモギや桃の花の生命が感じられ、それを見守る月と太陽といったイメージです。穢れのない清らかさ、新緑の健やかさ、桃の魔除けを意味する願いが込められていたそうです。

節分
節分とは「季節を分ける」という意味です。これは、季節が移り変わる節目の日を指し、古くは立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日にありました。実は本来、年に4回あったものなのです。しかし、日本では「立春」を新たな1年の始まりとして大切にしてきたため、その前日の2月3日だけが「節分」として根付いてきたようです。
風の子そだち園では昼食の恵方巻きを各グループで担当。すだれを使い、均等に具材をおいてギュッと力を込めながら巻いていきました。その後の豆まきも鬼のお面をつけて行ないました。

お正月
職員が水仙の家の利用者の方からしめ縄の作り方を教わる機会があり、風の子そだち園でも活動のなかでしめ縄作りに挑戦しました。わらの束を叩いて扱いて、数人で力を合わせながら編み上げました。しめ縄には、神棚向けのごぼうのような形をした「ごぼう注連」、ごぼう注連にわらの垂れを付けて裏白や紙垂、譲り葉、橙などの飾りを付けた「前垂れつきのごぼう注連」、太いしめ縄を輪にしたものに様々な縁起物を付けた「玉飾り」、細いしめ縄を輪にしたものに譲り葉や紙垂を付けた小型の「輪飾り」と種類があるそうです。たくさんの輪飾りができました。




七夕
7月7日の七夕に向け、風の子そだち園でも活動で七夕飾りを創作しました。作業隊に丹波の笹を持って帰ってきてもらい、各グループで各々思い思いいに願い事を短冊にしたためました。七夕というと織姫と彦星の伝説が有名ですが、古来日本では、先祖を祭る前の「禊(みそぎ)」を意味する行事だったようです。乙女が神に供える織物を織りあげ、豊作の祈りを込めて捧げていたそうです。

端午の節句
5月5日はこどもの日と呼ばれていますが、もともとは端午の節句。桃の節句が女の子のお祝いの日、端午の節句は男の子のお祝いの日という認識も強いのではないでしょうか。江戸時代、家の後継ぎとして生まれた男の子が無事成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事と考えられてきたのだそうです。よく、兜や鎧を飾ると言いますね。この、兜や鎧を飾る風習には、“自分の身を護る”という意味が込められていることから、現代では交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込められています。風の子そだち園では創作の活動で5月飾りを作りましたよ。

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設置・運営主体
社会福祉法人 水仙福祉会
風の子そだち園 〒555-0033 大阪市西淀川区姫島6-3-5
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