グループ相談

「グループ相談3」(2016年1月)

 淡路こども園ではクラスごとやテーマごとに保護者対象のグループ相談を行なっています。また、卒園後は放課後デイサービスでも継続しています。日々、育児の最前線におられるお母さん方同士、同じ悩みもあれば、そんなこともあるのかと意外な発見もあります。一緒に知恵を合わせて考え見通しが持てることもあれば、困ったなと頭を抱え込み、すぐにこれといった答えが出るわけでもありません。

 9月は大型連休をどう過ごしたか等の話題になりました。この時は連休明けで子どもがお母さんと離れがたくて殆どの子どもたちが同席でした。子どもは私たち大人の話をよく聞いています。子どもが聴きたくない話はできません、子どもたちにも意見を聞きながら話をすすめたところ、外出先のこと、家でのことなど、失敗談を含めて話しが盛り上がりました。

 11月は気になる最近の子どもの様子について「朝、園に行きにくい」「お迎えに来ても帰りにくい」「イライラして口に指を突っ込んでいるのは自傷?」などの話しが出されました。「自傷というと、うちでは前に自分の頭を叩くなどしていた時があった」と他のお母さん、人に頼れない、困ったこと、つらいことを自分で処理しようとすることが自傷になるので、子どもにすれば非常にしんどい状況です、何とかしてあげたいものです。話をしていくなかでお家の引越の話題が出ました。何となく落ち着かない、お母さんが忙しい等、子どもの行動の背景として、引越しは大人が思うより子どもへの影響が大きい時があります。子どもにも家の状況を話しておく、こまめに声をかけるなどの対応が大切かもしれないなどと話しがすすめられました。気になる行動の理由はいろいろと生活全体を見て考えると思い当たることが必ずでてきます。

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設置・運営主体
社会福祉法人 水仙福祉会